韓国旅行 ソウル 清渓川
2005年ソウルの街中に現れた。新名所「清渓川」
一見、観光地というより市民の憩いの場にも感じるだろう。
しかし、最近、雑誌やツアーにも紹介されることもあるのだ。
どのようなところなのか?

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清渓川
夜の清渓川
(ソウル 東大門近くにて)


ソウルの街を美しくさせる
以前ソウルに訪れたときは清渓川路という高架道路であった。
最近訪れたら、そこは自然のある美しい公園となっていた。
特に夜、東大門から見た清渓川は本当に美しく、ちょっと見とれてしまった。
ただ、私の場合、ソウルの真中を流れる川なので
街歩きのときたまたま通りかかるくらいではあった。旅行者が集まる
観光スポットというよりも、ソウルの街全体を美しくさせる効果があると思った。
何故、有名観光スポットに?
しかし、ソウル観光などで紹介されることが多い川なのだ。
単なる市民の憩いの場にみえるが、もっと深い願いがあったのだ。
簡単に説明すると
ここは李氏朝鮮時代には風水上重要な川であったが、
場所的に商業地となり、密集地となった。
その結果
生活排水が流れ込み川は汚れた。
さらに河川の氾濫による被害も多かったという。
さらに
第二次世界大戦や朝鮮(韓国)戦争により多くの人が
そこに住みついた結果、スラム化してしまったのだ。
いわば、汚染のすすんだ川となったのだ。
過去に幾度かの対策はおこなったものの
最後には暗渠化することとなり
川の上に高架道路が作られ、地図上から清渓川はなくなった。
その後
30年ほどたってから高架道路の老朽化(コンクリートの問題とかいう話も聞いた。)
そのとき河川の復元事業がおこなわれた。
多くの問題を解決して2005年に見事復元
ソウル市民の悲願がかなったのだ。
すばらしい観光スポット
都市化に伴う河川の暗渠化が進む中、それを知ると
すばらしい観光スポットに思えた。
ソウルを旅行するときに通ってみたい。


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06年9月に旅行08年4月に調査作成
(注意) 自分の経験に基づいて作りました。
実際と異なったり状況が変化している場合もありますので
最終的には自己責任のもとでお願いします。