京都旅行より

大原の魅力

京都市中心部から北部の山間部にひっそりとたたずむ里
かつての隠居の地として知られていた。
茅葺屋根の民家に山の中にひっそりと立つお堂
小川のせせらぎ、この地は今も多くの人に魅了されている。
ここでは大原の行きかたやまわりかたなどを紹介します。















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大原の場所
街の北部 交通の便はよかった。

下の地図を見て分かるとおり京都中心部の山中にある。
京都駅から約1時間 河原町から約45分 国際会館前(地下鉄烏丸線終点)から約20分
といったところ地図を見れば場所は悪そうだが交通の便はよかった。


大原の場所


大原について
大原の魅力
素朴さを満喫

ガイドブックを見てもそうだが、最大の魅力は山里の素朴さを味わいながら
寺院をめぐることができることだ。まわりは一面の山 その中に
寺院が建ち、美しい庭園を満喫できるのだ。京都らしい品格が感じられる
また参道には食堂や土産物屋が並ぶので歩いていても楽しい。
あとは紅葉の名所としても有名だ!


素朴な風景
ちなみに「しそ」は大原の名産


滞在時間
半日位がいいと思った。

個人差によるし、どのようなコースを歩くかによって異なるので一概には言えないが。
例えば
バスターミナルから三千院まで歩いて行き、ちょっとまわるだけなら1時間位でもいいだろう。
しかし、それだけでは素朴な風景を満喫するのは難しいのではないか?

ゆっくりと歩いて三千院、寂光院の他、宝泉院に実光院、勝林院、来迎院、音無の滝もまわり
さらに周辺の散策や買物を楽しむなら1日楽しめるし1泊して素朴な夜を楽しむ方法もある。
心ゆくまで大原を満喫できるだろう。

よく聞かれるのは
大原バスターミナルとその周辺の駐車場から
三千院と寂光院 そして その他の寺院を一つ二つまわる方法だ。
歩く時間が約1時間+拝観時間が1時間30分+買物 食事で30分〜1時間30分で
3時間から4時間で半日位のコースだ。
9:00頃から店が開く。お寺の閉門は16:30〜17:00が多い。
ちなみに大原は9:00位から売店などが開きはじめたので
8:00位に京都中心部を出発 12:00〜14:00に大原を出て13:00〜15:00位に京都中心部に
到着という方法がある。(シーズンによっては渋滞に巻き込まれることもあるので注意)
前日に到着し 大原の旅館や民宿で泊まる方法もある。
大原の夜は静かで京都中心部とは違った雰囲気を味わえる。

詳しくはページ下の「大原のまわりかた」で紹介します。


庭園を眺めながらゆっくりするのもいい。
実光院と宝泉院では拝観料に抹茶・菓子が付いた。
三千院など有料で抹茶を出してもらるところもあり


その他 大原について
坂が多い

バスターミナルやその周辺の駐車場から三千院へ向かう場合
東へ向かって約600mの参道を歩くことになるが坂になっているので結構疲れるのだ。
暑い時など汗だくになることもある。水分補給をしたい。
また、寂光院はバスターミナルから向かって
西の方向で緩やかな坂に登るのでまた疲れる。
いずれにせよ道中は店や食堂があったり、風情ある風景を楽しめるので
歩くことをおすすめしたい。
車(レンタカー)利用なら場合は近くまで行くことができる。

詳しくはページ下の「大原への行きかた」「大原のまわりかた」で紹介します。


バスターミナルから三千院までゆるい坂が続く

混雑

大原も京都では有名な観光地である。シーズンともなれば混雑もすごい。
特に紅葉シーズンなどの参道は多くの人で賑わうとのこと。
賑やかなのも楽しいが、素朴さを満喫したいなら冬などシーズンからすらした方がいいとのこと
渋滞により遅れることもあるので注意したい。

自動販売機
先にも述べた通り坂を登るので暑いときは汗だくになることもある。
ただ、三千院近くまで自動販売機があり缶ジュースが120円 ペットボトルのドリンクが150円で
売られていたので飲み物がなくて困ることはなかった。

ロッカー
バスターミナルでロッカーを確認、大きな荷物を持っている場合はここで荷物を
預けて 寺院めぐりをした方がいいかもしれない。
大きさにもよろうが料金は確か300円からあったと思う。


バスターミナルでロッカーを確認した

コンビニエンスストアー

大原観光の拠点となろう バスターミナル周辺ではコンビニを
確認することはできなかった。ただ、大原の里に入ってちょっといたところ
バスの窓から国道沿いにファミリーマートを1軒確認した。
バスターミナルから徒歩でちょっとという距離ではなかったが

京都市街地から車(レンタカー)で大原観光に訪れる場合はその横を通ると思う。
また
大原に宿泊する場合 宿で自転車を借りることができたら
自転車で買い出しなどするのにいいかもしれない。
夜の買出しはコンビニをすすめてくれた。
徒歩でも行けないことはないがちょっと歩く


ファミリーマートの前を通った。


夜は静か

大原は田舎でありし、日帰りで帰る旅行者も多いせいか
夜や朝方はとにかく静かである。
シーズンになると蛍が見られる場所もあるという。
ただし 蛍の保護 育成をしているので
捕獲したりむやみに河川に入ってはいけない。


日が暮れてきた
静かな夜を過ごせる。



大原への行きかた
京都駅や河原町から40〜60分程度で行ける大原
車(レンタカー)の他 路線バスや定期観光バスが挙げられる。


定期観光バス
便利で安心

京都には数多くの定期観光バスが出ており、大原に訪れるツアーもある。
京都はバス路線が発達しており、交通の便はいいが
乗り心地や待ち時間などを考えればかなりの負担になるし
路線もゴチャゴチャしているので不慣れな旅行者にとっては分かりにくいもの
定期観光バスなら京都駅(もしくは三条京阪など)からゆったりとした
観光バスでスムーズに移動できる。
また、昼食付をとればそこの名物料理を楽しめることもできるのだ。
大原+αが多い
ツアーといってもいろいろあるが大原だけではなく比叡山なども一緒に
まわるコースが多い。また、ずっと団体行動というより大原で150分
自由行動といったような形をとるパターンも多いようだ。
予約をしよう
JR京都駅前(烏丸口)に出れば定期観光バスの案内所があり
空席があればツアーに参加できると思うが、事前に予約を入れて行った方が
安心だし確実であろう。インターネットでも簡単に予約ができる。


JR京都駅前(烏丸口)にある定期観光バス案内所と乗場


路線バス
京都バスを利用

JR京都駅前から17、18系統
四条河原町や三条京阪から16、17系統
地下鉄烏丸線の終点 国際会館前から19系統を確認
市バスではなく京都バスなので注意
渋滞や混雑
JR京都駅から1時間ほど河原町から45分ほどと聞くが
シーズンともなると街中の渋滞はひどく 経験上時間通りに来たことなどほとんどない
紅葉シーズンならば大原までの道も渋滞しているのではないか?
地下鉄で国際会館前駅まで行くとか
京阪電鉄で出町柳駅まで行きそこからバスに乗る方法
出町柳駅からさらに叡山電鉄で八瀬比叡山口まで行きそこからバスに乗る方法もあり
余談だが、比叡山入口まで行くので比叡山観光とセットするのもいいかも?
また、シーズンともなれば混雑もひどく立ち乗りになることもあるし
シーズンでなくても街中では地元の人で混雑することがあった。
京都一日二日乗車券
京都バス利用なので500円で売られている市バス専用一日乗車券は使用できないが
市バスと地下鉄 一部を除く京都バス乗り放題の京都一日二日乗車券があり大原まで行ける。
1日券で1,200円 2日券で2,000円
京都駅から大原まで片道580円なので日帰りの場合往復してさらに1回以上バス地下鉄を利用すれば
元がとれるのだ。地下鉄利用もできるので国際会館前まで行けば渋滞回避もできる。


京都二日乗車券を購入した!

帰りの時間の確認を

昼間でだいたい20〜30分に1本の割合でバスが出ていたと思う。
特別少ないわけではないが帰りのバス時間も確認したい。
バスが出たばっかり となればショックだ!


バスが来る(出町柳駅前にて乗車)


車(レンタカー)
便利である。

京都市街地から国道367号線を通ればいいし琵琶湖大橋から入ることもできる。
街中はゴチャゴチャしているが山に入ると国道沿いを走ればいいので楽である。
実行したことはないが京都市街地を避けるため琵琶湖大橋から大原に入り
そこからバスで京都市街に入ることを計画したことがある。
駐車場
この下の「大原のまわりかた」にもまとめたが300〜500円の駐車場を確認した。
バスターミナル周辺の500円の駐車場に車を停めて大原観光を楽しむのもいいし
面倒なら寂光院近くまで車で移動し近くの300円の駐車場に停めるのも手だ。
渋滞
紅葉シーズンの大原は知らないが 紅葉の名所として有名な大原
かなりの渋滞ではないか?紅葉シーズンの高雄(高山寺など)行ったことが
あるが駐車待ちの車でひどかった。


バスターミナル周辺には多くの駐車場を確認した。





大原のまわりかた
おおざっぱになるが下の地図を見て分かる通りバスターミナルを中心に
三千院方面へ向かうコースと寂光院へ向かうコースに分かれる。
バスターミナルから三千院まで徒歩で10〜15分
さらに音無の滝まで15分位
バスターミナルから寂光院までは20分程度といったところか?
三千院+寂光院で1時間ちょっと 来迎寺を含めて80〜90分位歩いたと思う。
なお、案内板もあるのでそれに沿えば間違えないと思う。




大原観光の簡単な地図


バスターミナルから出発(地図A)

バスターミナルに到着そこから歩いて三千院へ向かう
周辺には駐車場も多い。ここから参道を歩くのだが
車利用でそんなに歩くのが嫌なら登ったところにも駐車場を確認した。
地図上の念仏寺がある通り。


バスターミナルから出発
周辺に駐車場を確認した


参道に入る(地図B)

参道に入るのだがいくつかの道に分かれているので
間違えないようにしたい。三千院参道と書いてあるのでそれに沿えばいいのだ。
距離は600mほどだが坂を登るので疲れる。


参道入口 案内板に従おう。


店や食堂を見る(地図C)

呂川という川沿いの道で道中 風情ある 店や食堂あり
食べ歩くのもいい。


風情ある店が並ぶ
(9:00頃からボチボチ店が開く)


三千院周辺の様子(地図D)

途中 三千院入口の石段を登る そこにも食堂や土産物屋
京漬や八つ橋も売られている。
三千院のすぐ奥には宝泉院 勝林院 実光院がある。


三千院入口周辺の様子


来迎院から音無の滝へ(地図E)

三千院に曲がらず さらに進むと来迎院の入口を見る。
このあたりから坂は急になり店も見られなくなる。
来迎院を過ぎると舗装がなくなり山道となる
大尾山や比叡山への登山口でもあるのだ。
山道を10分位歩くと音無の滝を見ることができる。
時間と元気があったら行ってみたい!


山道を歩いて音無の滝へと向かう。


寂光院方面へと向かう(地図F)

再度バスターミナルに戻り今度は西側 寂光院へ向かって登る。
バスターミナルのすぐ横に徒歩と自転車のみ通ることができる道がある。
車(レンタカー)利用で歩くのが嫌なら寂光院入口近くまで車で行くこともできる。


バスターミナルからショートカットで寂光院方面へ

風情ある道(地図G)

寂光院までの道中の緩やかな坂が続くが
広々として田んぼあり畑ありでのどかなで風情ある風景なのだ。
食堂もポツンポツンと見かけた。


風情ある道が続く

寂光院周辺(地図H)

寂光院周辺にも風情あるたたずまいの土産物屋や食堂がある。
また 大原温泉「大原の里」がある。
昼食+温泉セットが1,000円からあると書いてあった。
おはぎコース1,000円 うどん そばコース1,500円
他にもぼたん鍋コース5,500円などいろんなコースがあるようだ。
入浴飲みは不可とのこと
このあたりの写真を撮ったのだがうまく取れてなかった(;_;)



大原の観光
素朴な風景を眺めながら寺院や庭園めぐりがメインを楽しみたい!
主な観光スポットを紹介します。


三千院

大原では一番人気 三千院に訪れるために訪れる旅行者も多いだろう。
最澄が建てたと言われている。
山中にありながら数々の美しい庭園が魅力
苔に埋もれ微笑むわらべ地蔵は心が和む。
拝観料700円


詳しくは下をクリック

大原三千院




自然と一体化してような庭園に感じた。



寂光院

バスターミナルから見て西側に位置するお寺
聖徳太子が用明天皇の菩提を弔うために建立されたという。
本堂と本尊の六万体地蔵尊は2000年5月の火災により焼失
その後 再建された。

詳しくは下をクリック

寂光院の魅力



寂光院の本堂



勝林院

三千院入口よりさらに奥へ進むと素朴ながらも大きなお堂を見る。
堂内には金色に輝く大きなご本尊「阿弥陀如来」が祀られている。
拝観料300円

詳しくは下をクリック

勝林院の魅力




勝林院


宝泉院
(ほうせんいん)

勝林院のすぐ横 勝林院が本堂なら宝泉院は住職が居る場所
といったところか?美しい庭園を眺めながら抹茶と菓子を楽しめる。
伏見桃山城の遺構 血天井も有名
拝観料800円(抹茶と菓子が付く)

詳しくは下をクリック

宝泉院の魅力



宝泉院
(こじんまりとした感じ)


実光院

三千院の近く 庭園が有名
また、亀の形をした島や築山の松には鶴を模し 極楽浄土を表す塔など
庭園の説明もある。抹茶を飲みながらゆっくりとしたい。
もう一つの庭園は園内を歩くことができる。
拝観料700円(抹茶と菓子が付く)

詳しくは下をクリック

実光院の魅力




庭園を眺めながらゆっくりしたい

来迎院

三千院よりもう少し奥まったところにあるお寺
ひっそりとしたお堂がなんとも印象的
拝観料400円


詳しくは下をクリック

来迎院の魅力




山の中に建つ本堂

音無の滝

来迎院よりさらに奥 山道を歩いたところに見られる滝


音無の滝


参考
大原観光の行程と費用
夕方に出町柳から大原に向け出発
翌日 半日かけて大原観光をしました。
実際にかかった費用をまとめてみました。

大原1泊旅行の行程と費用

















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(注意)
2011年9月の旅行経験から9月に作成しました。
状況が変化している場合や実際と異なる事も考えられるので
参考程度に自己責任のもとで調査してください。