京都旅行より

京都駅近くのお寺 東福寺

京都駅からほど近いところにありながら
広く静かな境内
渓谷、庭園、巨大な本堂に三門がある
紅葉の名所で通天橋からの眺めは必見!

トップ
京都旅行

お得な旅をしよう!
格安京都旅行




境内に渓谷があるお寺 みごたえあり!
(通天橋を眺める。)




目次


1.東福寺に訪れて


2.東福寺の場所・行きかた


3.東福寺情報
拝観料 所要時間など


4.東福寺とは?



 ツイート











1.東福寺に訪れて
多くの塔頭(子院)が集まる
京都駅次の駅、JR東福寺駅下車
ここから10分位で行けるが、京都駅前とは雰囲気が異なり
庶民的な街並みだ。
しばらくすると、小さなお寺が並ぶ。
東福寺の塔頭(たっちゅう)である。
東福寺はそれだけ大きなお寺なのだ。
塔頭とは?
大寺に寄りそうようにして小さなお寺
このお寺の門徒である高僧が寂すると弟子がそのお墓
を守るために建てた といったところだろう。


東福寺周辺には多くの塔頭が見られた


通天橋や開山堂

お寺と同様、正面に巨大な三門や本堂(仏殿)があるが
東福寺の魅力といえば、その裏側にある通天橋や開山堂であろう。
先に裏からまわることにした。

紅葉名所の通天橋
京都駅から近いにもかかわらず、境内には渓谷があるのだ。
そこにかかるのが通天橋、瓦屋根の立派な橋で
ここから眺める風景にちょっと感動した。
ちなみに渓谷は
カエデの林で、紅葉の名所
また
新緑の風景もよかった。
渓谷の下までも簡単に降りることができた。


 
通天橋(左)とそこからの風景(右)



ユニークな造りの開山堂と落ち着いた庭園

大きく分けると方丈庭園と開山堂の庭園がある。
ガイドブックやパンフレットを開くと方丈庭園も苔や敷石などすばらしいと書いてあるが
自分は開山堂に入ってみた。1823年に再建されたというが
面白いのは屋上に閣があるのだ。
そして、その前にある庭園、普門院の縁側に座って眺める
枯山水の庭園は旅の疲れを癒してくれた。


屋根の上の閣が印象的な開山堂



ゆっくりとしたくなる



巨大な仏殿(本堂)と三門

広々した境内にドシンと建つ本堂と三門
「でかい!」そして黒っぽい建物が木の文化を感じさせてくれた。
ちなみに仏殿は明治時代に焼失して昭和9年に再建している。
昭和時代の木造建築としては最大規模と聞いた。


大きな仏殿(本堂)

三門

仏殿の前にどっしり建つのが三門 室町時代(1400年ごろ)に建てられたといわれ
今や国宝となっている


三門も巨大で立派である。







2.東福寺の場所・行きかた



東福寺の場所
(JR京都駅から近い)



東福寺駅から徒歩10分ほど

一番のおすすめはJR京都駅から奈良線に乗車
次の東福寺駅下車ここから歩いて行く方法だ。
京都駅から2〜3分で到着 運賃140円
普通列車はもとより快速列車も到着
頻発していた。
東福寺駅から歩く
東福寺近くまではちょっとゴチャゴチャしているが、案内板があったので
とくに迷うことはなかった。但し、東福寺は広く、最初、東福寺に入ったもののどの辺を
歩いているか分からなかった。地図があれば便利だ。
なお、東福寺周辺には〜院とか〜寺といったような寺院が沢山あり風情があった。


JR奈良線を利用する


祇園方面なら京阪電車

京都有数の歓楽街「祇園」や「河原町」から行くなら
京阪電車がおすすめだ。
祇園四条駅から東福寺駅まで5〜6分 運賃は150円だ。
列車は頻発しているが、通過列車があるので注意
祇園歩きのついでに立ち寄れる。
賑やかな祇園からガラリと空気が変わる
そんな魅力も体感したい。


京阪電車はこんな感じ


東福寺駅周辺の様子

東福寺駅は京都駅のすぐ隣にあるのだが駅は小さく、周辺はゴチャゴチャして
観光地というより庶民的な街といったところ、駅周辺には
ちょっとした商店(食堂)やコンビニを確認した。
飲み物など買っておくのもいいかも?


東福寺駅(こじんまりとしていた)



東福寺駅周辺の様子



その他 東福寺の行きかた
京都駅の南側から歩いて行けた

場所は京都駅のすぐ南側に位置する。
ただ駅の南側(八条口)は裏口のような存在で、北側(烏丸口)と比べれば
観光地というより生活の街といった色合いが強い。
京都駅からの歩き方
ちょっとゴチャゴチャしているが地図があれば京都駅まで歩いて行けた。
ちなみに
東寺経由で京都駅へ行ったら、東寺まで30分、そこから京都駅まで10分位だった。
路線バスの場合
市バス「東福寺駅」あり202、207、208系統あり
ちなみに208は京都駅前、202、207は祗園や清水坂のバス停を通るようだ。
車(レンタカーなど)
参拝者無料駐車場を確認した。
但し
このお寺は紅葉の名所だけに秋の特別拝観中は車両進入不可、駐車場閉鎖とのこと
これも前もってしっかり確認したい。




3.東福寺情報
拝観時間
9:00〜16:00
(11月8:30〜16:30)
拝観受付は30分前まで

というが、
08年4月は9:00〜16:30だったし拝観受付15分前となっていたりしたので
前もってよく確認したい。

境内は自由だが
境内は自由に入ることができたが
通天橋・開山堂 大人400円、方丈八相庭園 大人400円だった。
小中学生は300円とのこと
(08年4月の旅行経験による。 2017年の10月に再確認)

08年4月の旅行経験からで紅葉シーズンなどは不明だ。

所要時間
個人差によろう
境内は広く、隅々までみれば2時間位かかりそうだが
主なところをみるなら1時間弱位ではないか
(確か私の所要時間は約50分だった。)





4.東福寺について
1255年に完成

東福寺が完成したのは鎌倉時代の1255年といわれている。
九条(藤原)道家が造営
九条道家とは摂政、関白という天皇の代理で政治をつかさどる身分についており
さらに鎌倉4代将軍「藤原(九条)頼経」の父でもある。
かなり高い身分だ。
ちなみに東福寺は九条家の菩提寺であり、本堂や三門の大きさや
境内のすばらしさは九条家の権威を感じさせてくれた。
開山したのは聖一国師
宋に渡った禅僧である。
東大寺の「東」と興福寺の「福」を取っている。
東福寺の名前は奈良東大寺と興福寺から東と福をとっているといわれている。
その後、いくつかの火災
1336年に火災で焼失その後再建したが、明治14年に仏殿や法堂など焼失
しているがその後再建している。


歴史あるお寺だ




 ツイート







トップに戻る
京都旅行


スマートフォン



08年9月作成(08年4月に旅行)
(注意) 自分の経験に基づいて作りました。
状況が変化している場合や実際と異なる事も考えられるので
参考程度に自己責任の上で調査してください。