1.平和祈念公園の場所・情報

(1)平和祈念公園の場所


平和祈念公園の場所
那覇中心部から20㎞ほど離れている。
車で40分位か?
路線バスでも行けるが公共交通機関利用なら
オプショナルツアー(定期観光バス)がおすすめ

(2)平和祈念公園情報

開館時間・休館日 入館料(平和資料館)

開館時間

9:00~17:00(常設展示室は閉館30分前まで入館可能

休館日

12月29日~1月3日
(その他 臨時的に休館することがある)

入館料

大人300円 小人150円

(注意)
コンビニに沖縄平和祈念堂の割引券450→350円
が売られていたが、紀念堂は白い塔のような建物
平和資料館とは別の施設だ。

行きかた・滞在時間

行きかた

那覇中心部から20㎞程度、また平和祈念公園の他
「ひめゆりの塔」や「おきなわワールド」などセットでまわる人も多いだろう。
レンタカーがベストだ。
他にも
本島南部を周遊するオプショナルツアー(定期観光バス)も便利だ。
詳しくは
平和祈念公園へ行くには?

滞在時間

(1~2時間)
とにかく公園内は広いが、平和祈念資料館をまわり
公園内を散策「平和の礎」や「慰霊碑」
をまわるといったところだろう。
定期観光バスなら1時間弱位でまわるみたいだ。


平和祈念公園の様子

2.平和祈念公園に訪れて

(1)平和祈念公園内を歩く

広い公園だ!

国道331号線を走り、平和祈念公園に到着する。
無料駐車場があり、そこに車を停めるが、とにかく広い。
多くの旅行者は駐車場を背にして左手にある。
沖縄県平和資料館へ行くみたいだ。
EVカート
ちなみに公園内はEVカートという電機自動車が走っている。
1日乗り放題で100円 汗だくになって歩くことを思うとおすすめ


駐車場に入る


便利なEVカート

売店がある

公園内(駐車場近く)に売店がある。
アイスクリームにかき氷、冷たい「ぜんざい」沖縄そばなどがある。
暑い沖縄 冷たいものを食べるのにいいし
小腹がすいたときに「沖縄そば」は嬉しい。


駐車場近くに売店がある


アイスクリームを食べる
(沖縄名物 ブルーシール)

霊域ゾーン

駐車場を背にして右手 小高い丘のようなエリアだ。
霊園のようになっており、32府県をはじめ
多くの慰霊碑がたつのだ。
訪れる人は少なく、静かである。
自分が住んでいる地域の慰霊碑があれば訪れてみたい。
ただ、霊域ゾーンもかなりの広さだ。


霊域ゾーンを歩く

平和の礎

平和祈念公園の中心部海側にある。
沖縄戦で亡くなった人の名前が刻印されているのだ。
沖縄戦終結50周年にあたる
1995年6月23日に建設された。
TVなどでよく見る光景だ。
20万人以上もの犠牲者がでた沖縄戦
特に沖縄県民の犠牲者は15万人程度といわれ
4人に1人は亡くなったと言われている。
刻印された名前の数からその多さが感じ取れる。
都道府県や国別に刻印
戦没者の名簿は都道府県別や国別に分けられている。
言うまでもないが沖縄県の犠牲者は圧倒的に多い。
その向こうに青い海が広がる
平和の礎の中心を通るメイン園路
その向こうに平和広場があり
青く美しい海が広がっている。
静かである。


平和の礎


平和の礎の向うに広がる海

(2)平和祈念資料館に入る

中の様子

建物は大きく、平和学習の場として使用しているが
一般的の観光客は常設展示室に入る。
明治時代から現在に渡る沖縄の歴史をリアルに紹介
特に
沖縄戦について細かく紹介されていた。
入館料300円を払って入る。
展示室内部は撮影禁止だ。
資料館に訪れる人は多いが
それ以上に中は広く混雑を感じなかった。


資料館入口

沖縄戦まで

明治時代に入り、琉球処分により日本に併合
琉球王朝は消滅する。その後、
戦争バブル崩壊によるソテツ地獄
他にも
標準語を徹底させるため
学校で方言を話したとき方言札をかけられたり
御嶽に神社を建立させるなど
文化を否定されてきた

沖縄戦

帯壕の中から出てきた
衣料器具や豪の中の様子を再現
また、ショッキングな写真など
また、沖縄戦の体験の証言をまとめた資料など
重々しい雰囲気だが考えさせられる。

戦後復興の沖縄

奇跡の1マイルといわれる国際通り
戦後間もない頃の商店
特に
ベトナム戦争時の沖縄の様子は印象的だ。
資料館上からの眺め
資料館を出る。パッと明るくなる。
まるで今の時代に戻ってきた感覚にとらわれた。
次に上の展望台へ
平和祈念公園と緑豊かな大地
かつてここは悲惨な戦場であったのだろう。


緑豊かな大地が広がる

3.平和祈念公園へ行くには?

レンタカー

那覇中心部から20㎞ほど離れており
車なら40分位だろう。
「平和祈念公園」の他、「ひめゆりの塔」や「沖縄ワールド」など
南部周遊をする人が多いと思う。
公共交通機関が不便な沖縄
レンタカーがベストだ。
本島南部なら那覇から1日でまわれるし
安いレンタカー会社なら1日4,000円しないことも
ガソリン代も2,000円しないだろう。

バス

琉球バスで糸満で乗り換え
那覇から路線バスで訪れる場合
89系統で糸満市役所まで行く
(20分に1本程度で580円)
そこから
82系統に乗り換え「平和祈念堂入口」というバス停がある。
(1時間に1本程度で470円)
なお、82系統のバスは「ひめゆりの塔前」にも通るので
セットで見物するといい。
ただ、路線バスで沖縄周遊はあまりおすすめできない。

オプショナルツアー(定期観光バス)

沖縄本島中南部周遊ツアーに含まれることが多い。
「おきなわワールド」や「ひめゆりの塔」とセットになることが多い
那覇発 食事付1日ツアーで5,000円など
1,500円なんてのもあった。