2019年の火災で
正殿など主要な建物が焼失
したものの
周辺にはまだまだ
みどころあり
その魅力・滞在時間・訪れての感想を
まとめてみました。

 

首里城公園公式サイト

 

沖縄旅行

 

1.首里城の場所

ゆいレール(モノレールが便利)

ゆいレール(モノレール)を使えば国際通り近くから20分程度で首里駅に到着、
運賃は260~290円 首里駅から徒歩15分ほどだ。首里駅~首里城のバスもある。

車の場合

有料駐車場があり
小型車1回320円とのこと
ただ
首里城周辺
そして
那覇市街はゴチャゴチャしており
渋滞に巻き込まれる可能性あり
個人的に
那覇滞在中のレンタカーは
勧めない。


首里城公園の場所

2.火災後の首里城

(1)入城料は約半額

400円ほど

2019年の火災により
首里城のメインとなる
正殿とその周辺は焼失

かつて

880円だった入城料は
400円になった。

(2)首里城遺構を見物

残骸など

現在復興中であり
正殿周辺は立入禁止

ただ

一部遺構を見物するエリアである。
また

世誇殿

世誇殿(よほこりでん)という
かつて未婚の王女の居室があり
大型スクリーンで
首里城の歴史や遺構
の紹介がされている。

(3)正殿以外もみどころあり

守礼門など

首里城公園は広く
守礼門をはじめ
その他
多くのみどころがある。

さらには

首里城公園からの
那覇の眺めや
近くには風情ある
金城石畳など

首里城に訪れる価値はあった。


火災後も見応えはある

3.首里駅に訪れて

実際に首里城に訪れた感想を写真入りで紹介します。

(1)首里駅着、守礼門まで歩く

ゆいレールで首里駅へ

7:40頃那覇中心部「牧志駅」からモノレール(ゆいレール)で首里へ向かう。
平日の朝 通学客が目立った。20分もしないで首里に到着する。

ゆいレールに乗車する

もうすぐ首里駅に到着する

 

歩いて首里城へ向かう

駅周辺はごく学生やサラリーマンが歩く
ごく普通の街であるが、ちょっと歩くと
首里城公園の森が見えてくる。
案内板もあるので迷うことはないだろう。
首里城公園に入り、緩やかな坂を登る。

首里駅周辺の様子

首里駅周辺には案内板もあり分かりやすい

ここから首里城公園に入った

 

城壁沿いを歩く

ちなみに、首里駅は首里城入口(守礼門)から見て裏側
正門まで歩くことになる15分位の道のりだ
面倒ならバスもあるが、歩いてみると気持ちがいいもの
いくつかのルートがあるが、城壁沿いのルートを選択
曲線状の城壁が「沖縄らしさ」を感じた。
訪れたのは7月
汗ばむ陽気だが日陰は驚くほどの涼しさだ。
朝8時頃 まわりはほとんど人がいない。

守礼門が見えてきた

 

(2)首里城に入る

首里杜館(すいむいかん)に入ってから守礼門で記念写真

はやる気持ちを抑えてまずは首里杜館に入ろう。
首里城公園の総合案内所である。
首里城の模型があって興味を注ぐ
また、パンフレットもある。
そうそう
2階や外側に飲食店があるので
疲れたらここで喫茶しよう。
次は守礼門で記念写真だ。
このあたりは観光客が多い。

首里杜館

守礼門

いくつかの門をくぐって首里城へ

守礼門から緩い石畳を登り歓会門、瑞泉門をくぐる。
ソテツなどの南国の木々とまわりの風景が首里を想わす。
このあたりは観光客も多い。

門をくぐり首里城に向かう

城壁の角が丸みを帯びている

沖縄では角は邪悪なものとし角を無くすようにしているとのこと

城壁の角が丸い

 

首里城 正殿

広福門という門をくぐると、すぐ左手にチケット売り場
そして目の前は首里城の正殿だ。
工事中ではあったが、中国風の建物にちょっと感動
沖縄ならではと言える。

広福門

首里正殿

チケットを購入

ちなみに
ゆいレールのフリーパスを持っているなら掲示しよう
820円のところ660円になる。
このあたりは観光客で賑やか

首里城内に入る

ここから、有料エリア 一部撮影禁止だ。
首里城正殿に向かって右手「南殿」から入り
正殿 そして北殿から出るというルート

南殿

王が執務した部屋などがある
畳部屋で質素で落ち着きがある雰囲気
特徴的なのは
庭園 琉球石灰の岩にソテツや松の庭は
「沖縄らしさ」を感じた。

掛け軸や唐衣装など

どこのお城の博物館でも見られる当時使われた衣装や掛け軸
琉球王朝の衣装は中国風唐衣装だ。
しかし、展示しているのはごくわずか
沖縄戦でほとんどが焼失してしまったのだ。

御御絵

王の死後に描かれた絵
臣下を小さくすることで王の威厳を示していた。
ただ、実際の絵は沖縄戦で焼失
戦前に撮影したガラス乾板
白黒であり 当時の色彩は不明とのこと

北殿

パネル展示で首里城の生活や江戸上りについての説明
正月の儀式の模型展示など興味を注ぐ
最後はお土産などの売店
外へ出る
日差しが強いがいい眺め

王が座った所(玉座)

首里城からの眺め

 

(3)その他 園内施設

観光客はほとんどいない

首里城を出ると、ほとんどの人は守礼門方面に戻るようで
観光客はほとんど見ることはなく静か
元気ならば周辺を歩くのもいい

放生池と円覚寺跡

最初に訪れたのは法生池と円覚寺跡
北殿を出て坂を下りすぐのところだ。

かつて王の菩提寺 琉球における臨済宗の菩提寺だったが
戦争でほとんど焼失 昭和40年代に再建
門の横から入ると ハスの葉の池と石橋を見ることができる。

放生池

弁財天堂

円覚寺跡のすぐ向かい
まさに弁天を想わす造りだが
赤い瓦と丸みを帯びた橋が沖縄らしさを感じる
15世紀末に造られたが 沖縄戦で焼失
昭和40年代に再建したとか

弁財天堂

第32軍司令部壕

ガイドブックに載ることは少ない。
首里の地下には日本軍司令部の壕が築かれており
1000人以上の兵士や民間人が雑居していた。
かつては5つの坑道があったようだが、そのほとんどが塞がれている。
弁財天堂から守礼門へ向かう途中
森の中にひっそりと残されている。
沖縄線ではアメリカ軍の攻撃で首里城はことごとく破壊された。

第32軍司令部壕

 

4.開城・滞在時間・入城料金

開城時間や入場料、割引情報、滞在時間

開城時間

9:00~17:00
閉城30分まで入場可能

入城料金

大人400円 高校生300円 小中学生160円 6歳未満無料
2019年の火災以降
入城料金は約半額となった。

復興以降値上がりすると思われる。

滞在時間

首里城をクルリとまわって1時間ほどだった。
金城石畳や玉陵へ行くなら2時間はほしいと思った。

 

 

首里城公園公式サイト

 

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