タイ旅行より 鉄道旅行について
タイはバス路線が発達していて、鉄道は古い車両
が多かったり、本数が少ないなどの不便を感じることもある。
しかし、広い車内に寝台車、食堂車もあるし熱帯雨林の森
や農村をゴトゴト走るのも楽しいのだ!
タイ鉄道旅行の情報と感想をまとめました。






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森をぬけてゆく

1 切符の購入
 主要な駅ならだいたいどこからの切符を買えるだろう。
 最近はサービスがよくなった感じがするが、以前に切符売りの人がいい加減で乗車日の異なる
日付の切符を渡されたことがある。疑問をもって聞いても、
突っ返された(たまたま近くに日本語の通じるサービスカウンタがあり対処してくれた。)
そのときはしっかりと抗議したい。
 自分はすんなり切符がとれたが、バンコク〜チェンマイの寝台車は人気があるらしい。
もし鉄道の切符がとれなかったらバスなど他の足も考えていた。
なお、オンライン化しているお陰か
バンコク駅(ホアランポーン駅)にてノンカーイ駅からアユタヤ駅までの寝台車
ドンムアン駅からバンコク〜チェンマイの寝台車をとったことがある。
つまり利用駅以外からの切符手配もできた。
2駅の様子
バンコク駅(ホアランポーン駅)
バンコク駅(ホアランポーン駅)を拠点に鉄道旅行する人は多いと思う。
駅内には待合室にフードコートやコーヒーショップ、ファーストフード、
インターネットコーナー(有料)、売店、荷物の預かり、公衆電話(日本への電話をかけた。)
シャワーサービスもあった。
駅の外にも売店や屋台(食堂)などがあったので、便利だった。
私自身
バンコクに到着後すぐにチェンマイへ鉄道で移動するときは
バンコク駅(ホアランポーン駅)にて食事をしてシャワーを浴びて
インターネットで日本へメールを送ったり電話をしたりしながら乗車を待ったことがある。
その他の駅
例えばアユタヤ観光のとき、駅にて荷物を預けたことがある。
しかし、チェンマイやノンカーイなど駅から街中へ離れており
下車後、ソンテウ(乗り合いバス、というよりトラック?)や
トウクトウク(オート三輪タクシー)で街中へ移動してしまう。
駅にもよるだろうがそれほどのサービスは期待していない。
切符売り場はあったが
3 タイの列車の等級
 タイの鉄道には、1等(個室寝台AC付)2等寝台AC付 2等寝台ACなし、
2等座席(AC付)、3等座席がある。自分が過去にバンコク〜ノーンカーイで列車に乗ったとき、
行きは快速の3等座席、帰りはアユタヤまで特急の2等寝台AC付に乗ったが値段の差が3倍以上もあった。
しかし、バンコク〜チェンマイ(約750km)の急行の2等寝台AC付でも721B(約2200円)
で日本と比べれば安い。
4 タイの鉄道に乗ってみて(タイ鉄道旅行)
庶民的な空気がただよう3等車(自由席)
個人的に昼間の移動なら快速の3等でも楽しかった、日本のローカル線の
自由席を想わせてくれる。

短距離だと、バンコク(ホアランポーン)駅からバンコク国際空港のすぐ前にある
ドン・ムアン駅の普通列車の3等(自由席)に乗ることが多い。
乗車時間は1時間位で空港からバンコク市街へ行くのに安くて便利であり、
外国人の個人旅行客も多いが地元風の人、農村からきたような人も多く、
だいたい車内は混んでいる。エアポートバスと比べ地域性が感じられてよかった。
スラム街みたいなところも走ることもあったので最初は抵抗があるかもしれないが、
慣れれば、窓から手の届くような所に人が住んでいるような感じがしておもしろい。
ただ、見知らぬ人に声をかけられたり(自分は無視した)、治安はあまりよいとは思えない
、しかし、周りに多くの人がいるのだから、困ったときは助けてはくれるかも。
(今は、スワンナプール国際空港ができて、ドン・ムアンは国内線となっているようだ。)

以前、バンコクからノンカーイまで3等車でほぼ1日かけて乗ったことがある。
いろんな人(地元風)との出会いがありACはないけど窓をあければ、
気持のいい風がはいってきて気持ちがいいものだ。
ただ
変わらぬ風景に最後には退屈してしまった。
短期間の旅行なら時間の無駄にもなってしまう。夜行列車の方がいいと思った。
夜バンコクをでれば朝にはノンカーイに着いてしまう。
寝台車連結もあった。
また
車内は広く歩き回ることができるものの
シートが硬く、長距離だと疲れる上にバスと比べると遅いせいか、
昼間は人の入れ替わりも多い(その分いろんな出会いがあるが)


3等の車内

ゆったりした2等席、2等寝台
・ 2等席はACがついて、シートもクッションがきいて乗り心地は良かった。(車両は古かったが)
2等寝台はAC付で快適だったが、ACが効きすぎて寒い!かといってデッキにでれば暑い!
でも、しっかり毛布をかぶって寝ればいいと思う。
・2等寝台ACなしは乗ったことがない。ACなしの寝台は暑いと思う。
・2等寝台は進行方向の向かい合いの席となっていて寝る時間になると
係員がベッドにしてくれるのだ。
よく揺れたけど、旅行疲れもあるせいかよく眠れた。

1等車は個室
・1等車も乗ったことがないので分からないが、個室寝台となっていた。
その他鉄道情報
・  扉は手動である。暑いときは動いている間も扉をあけっぱなしのことが多い。
・  ホームの上に止まるとは限らない、アユタヤ駅ではホームが短く線路の上に降り、ホーム 
 まで歩いた。それはそれでいい思い出となった。
・  車両は全体的に古いと思ったが2等寝台AC付は比較的新しい感じがした。(05年)
・  タイの北線、東北線しか乗ったことないが風景は熱帯の森が多い、自分は素朴な田舎の 
 駅や素朴な人に興味をもったが、知っている限りタイの鉄道でこれといった
絶景には出会ったことはない。
・ 長距離列車にはだいたい食堂車(ACなし)がある、モーニングセット90B(約270円)であったが、
食堂車はあまりきれいでなかったこと、タイの物価からみれば安くはない。
すいていた。ただ風景を眺めながら食事をするという食堂車ならではのの魅力があり、
個人的には食堂車を好んでいるので、長距離移動の場合はよく利用する。
・ 車内販売もくることが多い。ちょっとした菓子にミネラルウオーター、ジュース
ビールなど、場所によっては(ノンカーイへ向かっているときの農村部)ではチキン
や竜眼といった珍しい果物の車内販売もあった。
・ タイの列車には車内放送がなく、また、2時間位は平気で遅れる。
しかし、車掌も乗客も全く気にしない。こののどかさがいいが、
時間ぎりぎりの行動はひかえたほうがいいと思った。



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05年7月までの旅行経験とその後の調査を参考に
07年4月にまとめました。


(注意) 自分の経験に基づいて作りました。
状況が変化している場合や実際と異なる事も考えられるので
自己責任のもとでの調査をお願いします。