台湾旅行より  長距離バスの移動
初めて台湾に降り立ったとき驚いたのは、バスの多さだった。
都市部に地方部にとにかくバス路線は発達しているし
ソファータイプの豪華バスもあるのだ。
バスの旅も楽しいのだ!






 ツイート







 くらの旅行記

 台湾旅行の情報
 
 台湾はこうなっている
 
 格安台湾旅行方法
  フリープランで台北をまわる
  台北とその周辺に訪れる
  台北ともう一つの街に訪れる
  台湾周遊
  格安航空券で台湾旅行を楽しむ
  格安航空会社(LCC)
  初めての海外!でも自由な旅を!
  オプショナルツアーの魅力

 旅行前の準備
  出発までの計画
 台湾旅行をしての感想
 旅の持ち物
 海外旅行保険について

 旅の予算とレート
 円と元のレート
 台湾の日程と旅費について
 台湾の物価

 台湾までの道
 飛行機の旅(往路)
 1日本出国手続き
 2機内の様子(往路)
 3台湾入国手続き
 空港からのアクセス
 飛行機の旅(復路)
  1台湾出国手続き
  2機内の様子(復路)
  3日本入国手続き

 台湾の食事
  中華(台湾)料理
  民族(原住民)料理
  一般食堂で中華料理
  一般食堂で麺類など軽食
  茶芸館でお茶
  鼎泰豐で小籠包
  駅弁などの便當(弁当)
  ファーストフードや喫茶店

 台湾の市内交通機関
  観光バス(ツアー)
  MRT、地下鉄
  路線バスを利用する
  タクシーを利用する
  その他(レンタサイクル等)
  イージーカードについて

 夜市を歩こう!
  士林観光夜市(台北)
  華西街観光夜市(台北)
  師大夜市(台北)
  臨江街観光夜市(台北)
  六合国際観光夜市(高雄)

 台湾旅行での宿
  ホテル
  安ホテル
  旅館・旅社
  民宿
  ゲストハウス
  サウナ(三温暖)に泊まる

 台湾鉄道旅行方法

 長距離バス

 台北の楽しみかた

 台北観光スポット
  故宮博物院   忠烈祠
  中正記念堂   龍山寺
  孔子廟      保安宮
  TAIPEI101   占い横丁

 台北街めぐり
  台北駅周辺   迪化街
  南門市場    西門町
  天母

 台北郊外
 九分(きゅうふん)
 淡水の魅力
 新北投温泉

 高雄の魅力
 高雄の行きかた
 蓮池潭  澄清湖
 東帝士85ビル

 花蓮へ行こう!
 旧駅跡周辺  阿美文化村

 太魯閣峡谷について
 太魯閣峡谷の行きかた
 太魯閣峡谷の観光スポット

 台中の魅力

 台南について
 赤カン楼  台湾府城隍廟

 阿里山について
 阿里山中心部  森林鉄道
 森林遊楽区  御来光 祝山

 南部横貫公路
 宝来温泉  桃源








国光客運バスターミナルにて(高雄)



台湾の長距離バス利用方法について
基本は日本同じだ
(言葉が通じなくても気軽に乗れたよ!)
基本的なことは日本と同じだ。バスターミナルへ行って切符を購入し
そして、指定されたバスに乗るのだ。また、台湾のバスは台湾語(中国語)のみで
日本語は通じなかった。しかし、漢字表示なので日本人旅行者にとっては分かりやすい。
切符を買うときは出発時間帯や行き先を紙で書いてみせればいい。すぐに買えた。
ガイドブックによってはおおよそのバス時刻が書いてあったので参考になった。すぐ買えた。
台北駅周辺など大きなバスターミナルは行き先別に
乗場や切符売場が分かれているが行き先が漢字で大きく表示されているので
分かりやすかった。心配なら近くの係員に切符を見せよう!教えてくれるはずだ。
ただ、不慣れな海外バス会社によってターミナルが異なることもあるので
時間に余裕を持とう!
これも ガイドブックによってはどこにどのバスターミナルがあるか書いてある。
私の台湾旅行経験から 都市部は鉄道駅近くあることが多いと思った。

ちなみに、バスターミナルでないところから乗ったときは、運転手から切符を買った。
バスターミナルの場所と行き先さえ分かれば、鉄道より気軽に乗れた。
(満席の場合は分からないが・・・)


行き先ごとに乗り場が分かれる

メジャーな都市部を結ぶバスも、田舎へ向かうバスもあった。

これも日本と同様、つまり、バスなら細かい移動ができるのだ。
台北から高雄 台南など都市間どうしを結ぶ路線の他
南部横貫公路や梨山など鉄道の通らない山でもバスなら行ける。
ただ、田舎になるとバスの本数も少なくなるので
旅行前に時刻を調べておこう!

バスに乗るまで
バス会社も多く、バスターミナルが分かれていることも多い

台湾でバスに乗るまでまず気になったのが、バス会社や本数が多いことだ。
台湾のバス事業はかなり自由化が進んでいると思われる。
阿里山や宝来温泉といった田舎へ行くバスは本数も少なく、バス会社も1社ということが
多いが、台北〜高雄とか台中や台南などはバス会社も多く頻発している。
もう一つは会社などによってバスターミナルが分かれていることだ。
つまり、行き先は同じでもバス会社によって出発場所が異なることがあるのだ。
例えば、台北駅の近くには国光客運、国道客運のバスターミナル
高雄駅周辺にも国光客運の他、高雄客運や統聯客運のターミナルなど他にも
バスターミナルがあった。また、桃園国際空港など空港行き専用バス乗場もあった。
ガイドブックによっては都市部のバス乗場を地図で示してくれることもある。
個人でバスを利用するならこういったガイドブック(個人旅行用のガイドブックなど)で調べておきたい
一番分かりやすかったのはは「国光客運」だった
台湾のバスで一番分かりやすかったのは元公営のバス会社「国光客運」だった。
例えば、桃園国際空港から台北駅へ向かう空港バスはいくつかのバス会社
があったが、国光客運が多く分かりやすかった。その他、メジャーな都市なら
だいたい、国光客運が走っていたので、台湾の高速バスに慣れない人にとって
一番無難なバスだろう。
地方(田舎)なら国光客運がないこともあるが、田舎の場合運行しているバス会社の数も
1社とか少ないのでそのバスに乗ることになるだろう。
バス乗場は前もってガイドブックなどで調べてみよう。


車内にて(テレビがあったが台湾語のみ)

国光客運以外にも魅力あるバス会社

台湾のバスでもう一つ興味をもったのが、ときどき、車内にソファーが入ったような
すごい豪華なバスが走るのだ。總統座椅というらしく1×1の2列シート、数年前、台湾に
訪れたとき乗ったことがあるが、本当にソファーだった。一度座ったら立ち上がる
のがいやになった位だ。さらに値段も新幹線の半額前後だったので、
新幹線より、そちらを好む人もいるようだ。
07年9月の段階では国光客運は値段は安いがシートは3列とか4列というのしか
確認できなかった。(それでも比較的ゆったりしていたが)
阿羅哈客運など他のバス会社に總統座椅を導入していることが多いので、
紙に「總統座椅」とでも書いて聞いてみるのもよいだろう。
最終バス始発バス
(バス会社によっても最終バス 始発バスの時間が異なる)

行き先やバス会社によっては最終時間が異なる
例えば、国光客運の最終バスがでて、途方にくれていたら統聯客運など
他のバス会社がでていることもあった。
しかし、余談だが
台北駅周辺は夜中でも長距離バスが走るのをよく見た。
花蓮や台東などは鉄道がいいの?
台湾東部沿いはバス路線が発達しておらず、台北〜花蓮もバスが走っている
とかいないとか情報がはっきりしなかった。台東や花蓮など台湾東部をバスで移動することも
考えたが、鉄道(自強号)より時間はかかり、本数も少ないようなのでやめた。
バス料金
バスによって値段はまちまちだ。もちろん普通の3列や4列シートより2列シートの
總統座椅の方が高いし、平日が安いこともある。参考に
簡単に台北〜高雄が普通の3列シートで400〜500元ほど、總統座椅で700〜750元ほど
といった具合か?(07年9月)
所要時間は4時間30分位だ。
ちなみに
台湾高速鉄道(新幹線)の所要時間2時間前後 普通指定席で1490元程度
自強号(特急)の所要時間は4時間30分程度、普通指定席で845元程度とのこと
田舎へ向かうバス
鉄道が通っていないような田舎(内陸部)へ向かう場合は必然的にバスでの移動となるだろう。
バスの本数は少なくなるが、山や谷、小さな町や村をぬけながら走る旅もいいものだ。
また、田舎に入ると、路線バス的な役割となり、買物帰りの
おばさんや学生の通学に利用されることもあり、満席で立っている人もいた。
地方バスに乗ってみて、経験から気になったことを3つほどあげました。
両替できない!
街のバスターミナルから田舎へ向かう場合はターミナルで切符を買えばいいが
田舎から長時間バスに乗る場合は、ただのバス停しかなく、切符売り場なんてものはない。
つまり路線バス同様、車内の料金箱に入れるのだ、行き先を書いて見せれば
運転手は値段を教えてくれるが、両替ができないうえに、
距離も長いと273元など高額でややこしい。ちなみに、都市部へ向かうバスも
切符なしの乗車の場合、おつりがないようにした方がいいかもしれない。
トイレがない!
台湾でも長距離バスともなれば、だいたいトイレはあるものだ。
と思いきや、田舎へ向かうバスはトイレがなかった。さらに休憩もなく3時間位走ることも
普通のようだ。まあ、田舎を走ると、乗客の入れ替わりも多く、始発駅と終着駅では客層
が全然違っていた。
さて、途中にトイレへ行きたくなったらどうしよう?
まあ、運転手にジェスチャーでも「洗手間」とでも言えば、どこかに降ろしてくれるだろう。
田舎はそういう融通は聞くものだ。(韓国旅行で経験済)
うるさいこともあった
地域性があるとはいえ、学校帰りの中学生が10人も乗れば騒がしいものだ。
外は静かな大自然なのに車内はドタンバタンしていることがあった。
まあ、それはそれでいい思い出になるが・・・


田舎の町を走るのも楽しい。


 






トップ
台湾旅行の情報


07年9月に旅行
注意)経験とその後の調査からまとめました。
実際と状況が異なっていることもあります。
参考程度に自己責任での調査をしてください。